ご注意:6月25日開催のAFDKOワークショップに多数のお申し込みをいただきありがとうございます。定員に達しましたので、AFDKOワークショップへの受付を締め切らさせていただきました。お申込みいただいた皆様とお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願い申し上げます。
2012年6月25日、株式会社モリサワのご協力により、同社東京本社におきましてAFDKOワークショップを開催いたしますのでお知らせいたします。
弊社のAFDKO(Adobe© OpenType©フォント開発キット)を利用されてフォント制作を行われている開発者の方々を対象としたワークショップとなります。それぞれのツールについて有効な利用法について、弊社米国本社のKen Lunde(ケン・ランディ)を含む弊社スタッフが説明する予定です。ぜひご参加ください。
日時:2012年6月25日(月)
時間:第一部 10:00~12:00 第二部 13:00~15:00(休憩)第三部 15:10~15:40(休憩)第四部 15:50~16:30 Q&Aセッション 16:30~17:15
場所:株式会社モリサワ東京本社会議室(東京都新宿区下宮比町2-27)
協力:株式会社モリサワ
定員:20名(ご参加の際には、ラップトップ・コンピュータ(Mac OS X上にAFDKOをインストールしたもの)を持参されることを推奨いたします)
参加料金:無料
なお、ワークショップは日本語で行われます。ただ、講師のKen Lundeの母語は英語ですので、必ずしも流暢な日本語が話せない点はご容赦ください。
プログラム:
- 第一部 CIDキー方式フォント作成のすべて
講師:Ken Lunde、シニア・コンピュータ・サイエンティスト、CJKVタイプ開発、Adobe Systems Incorporated
アドビシステムズ社の日本語フォントの開発に20年以上携わってきたKen Lundeが、アドビがフォント開発者の方々に提供するAFDKOを用いてCIDキー方式フォントを作成する手順を詳しく説明します。特に、tx、mergeFontsおよびrotateFontの使用法について説明する予定で、Adobe-Japan1-xおよび特殊用途のAdobe-Identity-0 ROS等の使い方、UTF-32のCMapリソースの開発法、複数のFDArray要素のためのヒントパラメーターの設定法について説明します。 - 第二部 OpenTypeフォント作成のすべて
講師:服部正貴、アドビシステムズ株式会社、日本語タイポグラフィ、Japan R&D、シニア・デザイナー
アドビシステムズ社の日本語フォント開発チームで日本語書体のデザインからフォントの作成までの広範な仕事に携わってきた服部正貴が、Ken Lundeの説明を引き継ぎ、CIDキー方式フォントを基にして、最終的にOpenTypeフォントを構築するプロセスを説明します。 - 第三部 TypeSquareについて
講師:小室貴史、株式会社モリサワ、フォント開発部
TypeSquare開発に携わってきた株式会社モリサワの小室貴史氏が、TypeSquare概要から利用方法など、サンプルや課題点を含め、現状を報告します。 - 第四部 IVS対応のAdobe-Japan1-xベースのOpenType/CFFフォントについて
講師:山本太郎、アドビシステムズ株式会社、日本語タイポグラフィ、Japan R&D、シニア・マネージャー
IVSおよびUnicodeを用いてプレイン・テキストでAdobe-Japan1-xのグリフへのアクセスを可能にするIVSとIVS対応フォントの現在の状況について報告します。 - Q&Aセッション
受講される方は20名に限られます。参加状況によりますが、各社1名様のご参加に限らせていただく場合もあります、その際はご了承ください。
AFDKOワークショップに参加ご希望の方は、Ken Lundeまたは山本太郎に電子メールにてご連絡ください。その際には、ご所属の会社名とこれまでにもAFDKOを利用されたことがあるかどうかをお知らせください。
主催:Adobe Systems Incorporated