先のブログ記事について、既にいくつか貴重なフィードバックを受け取っている。Adobe-Japan1-7 のサブセットとなるフォントの名前を変えずにそのままにしておくという提案については、ほぼ大方の賛同を得ることができたが、Adobe-Japan1-7 での追加が二つのグリフだけに限定されるため、Adobe-Japan1-6 対応のフォントについても、名前を変えない方が良いという意見があった。
言い換えれば、現時点で Adobe-Japan1-6 に対応しているフォントは、名前を変更せずに Adobe-Japan1-7 にアップデートできるということだ。もちろん、CFF テーブルに記録されるべき Supplement の値は「7」に設定しておく必要がある。この考えに沿って、前回の記事の表を以下のように修正した。
Supplement | Designator | JIS2004-Savvy Designator | /CIDFontName & Menu Name Examples |
---|---|---|---|
3 | Std | StdN | KozMinStd-Regular, 小塚明朝 Std R KozMinStdN-Regular, 小塚明朝 StdN R |
4 | Pro | ProN | KozMinPro-Regular, 小塚明朝 Pro R KozMinProN-Regular, 小塚明朝 ProN R |
5 | Pr5 | Pr5N | KozMinPr5-Regular, 小塚明朝 Pr5 R KozMinPr5N-Regular, 小塚明朝 Pr5N R |
6 | Pr6 | Pr6N | KozMinPr6-Regular, 小塚明朝 Pr6 R KozMinPr6N-Regular, 小塚明朝 Pr6N R |
7 | Pr6 | Pr6N | KozMinPr6-Regular, 小塚明朝 Pr6 R KozMinPr6N-Regular, 小塚明朝 Pr6N R |
もちろん、このフォント名の問題についてすべてのフィードバックを歓迎する。